「クライアントとの円滑な対話のコツ!初めてのWebデザインで成功する会話術」

Webデザイナーとして在宅ワークをスタートしたものの、「具体的にクライアントとどのように会話を進めていけばよいか分からない」、「どこまで決めておく必要があるか見当もつかない」といったご相談をよく頂きます。

新しいWeb製作プロジェクトに取り組む際、クライアントとのスムーズなコミュニケーションは欠かせません。
しかし、何が重要なのか、何が必要なのかは、あなた以上にクライアントも分からないもの・・・。
まずは、ざっくばらんなスタイルで、「何でも話してもらえる」雰囲気作りが重要かもしれません。

そのうえで、以下の項目を手掛かりに、ひとまずあなたから口火を切ってあげてください。

この記事では、リラックスして、楽しいプロジェクトが進められるように、円滑なコミュニケーションがとれる「知っておきたい会話の秘訣」をお届けします。

Webデザインとは、クライアントとの対話の中で、お互いの期待や要件、要望をクリアにしながら進めるお仕事なのです。

(※実際にクライアントと対話する場面を想定しています。)

1.インタビュー前に調査した旨の導入会話:

お時間いただきありがとうございます。インタビュー前に、御社ビジネスのことをちょっとだけググってみました。競合他社とかも覗いてみて、どんな感じのコーポレートサイトがよいか、おおまかに把握してみたんです。

2.初対面インタビューでの会話:

はじめましてのご面談ですね!お時間いただきます。
御社ビジネスの目標や、競合他社情報(まだ無ければ参考サイト)、Webサイトに込めたい思いなど、いろいろお伺いできればと思います。
(口が重いようであれば、、、)
では、難しく考えず、どんな雰囲気にしたいかから、教えて下さいますか?

3.ウェブサイトの機能と要件の確認:

さて、次はWebサイトの具体的な機能や要件について聞かせていただけますか?
お問い合わせフォームや、取り扱い商品ページ、あると嬉しい機能っていうのももしあれば…。

4.デザインに関するインタビュー:

お好きなデザインはどんなデザインでしょう!
好みのカラーコンセプトって、どんな感じですか?
他のサイトや気になるデザインも教えていただけると嬉しいです。

5.予算とスケジュールの確認:

具体的な数字になりますが、ご予算と制作期間、締め切りについてもご希望あれば頂けますか?
計画が立ちイメージしやすくなるかと思います。

6.コンテンツ制作の計画:

コンテンツについても少しお伺いできますでしょうか。
ご希望あれば、別途お見積りにはなりますが、コピーライティングや、動画の撮影、写真撮影も考えておきたいところです。

7.デザイン提案の作成とプレゼンテーション:

先日はありがとうございました。
ヒアリングさせてもらった情報を元に、デザイン提案をご用意しました!
御社の強みや理念、機能や要件を実現しつつ、可能な範囲でデザインに興しました
いかがでしょうか?

8.フィードバックと修正:

みなさんでご覧いただいた後で、何かあればお聞かせください?
細かい修正や変更があれば、柔軟に対応していきますのでご安心ください。

9.最終確認と契約締結:

ご納得いただけましたら、ご契約書の作成に移りますね。
業務内容や、締め切り日、制作料金と免責事項などが盛り込まれます。
その他はっきりさせておきたい事柄などありましたらお知らせください。

10.プロジェクトの進捗と納品:

プロジェクトが進んでいく過程を進捗としてご連絡いたしますね。
修正や追加の要望があれば、既定の回数内で対応差し上げますので、いつでもお気軽にお知らせください。

ひとまずこちらで業務内容は完遂いたしました。締め切りまであと数日ございますが、問題無ければ納品させていただきます。
これ以降は、当方の過失による修正は無料で、それ以外は最初のご契約のとおり、別途お見積りで承ります。
この度は、弊社ご利用ありがとうございました。

いかがでしたか。
もし会話のきっかけがつかめない、なにを言えばよいか分からないといったお悩みがあれば、ご参考ください。
個別の案件でお困り事があれば、一緒に考えますので、一人で悩まず、ぜひお気軽にご連絡くださいね。

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